A Cure for Wellness 感想 (ネタバレあり)
邦題がややダサいなとおもったので原題で....
レコメンドされるがままにぬるっとみはじめたんだが、主人公がスイスだっけな?山頂にあるサナトリウムを訪ねて一旦街に戻るくだりでファムファタルっぽい感じで女の子が出てくるんだけども、そこで「あれ.....? これはミア・ゴスだよな.....?」となり、会話するシーンでも「ミア・ゴスだよね.....?」となり、プールで初潮を迎えるシーン、その後男爵に初夜を強要されるシーンで「うん!!!これはミア・ゴス!!!!!」てなってエンドロールでちゃんとミア・ゴスだったのでガッツポーズしてしまった 後から知ったんだが、この映画は日本では劇場スルーだったらしい いかにもイヤ〜なカンジの金融マンの主人公が、弱みを握られて社長が幽閉されているサナトリウムを訪れる
山頂は電波が入らねえので、一旦麓の村に戻って電話をかけるわ!つって古めのメルセデスに乗って山道を下ってたら鹿が飛び出してきて事故っちまい....という
サナトリウムの老人たちは「自分が病気だということが希望」というだいぶ屈折した精神状態で暮らしており、妙に白っぽい病院着みたいなのを着ていて、主人公は最初トレンチコートみたいなのを着てくるのでやや浮いてるのだが、主人公の精神状態を表すかのように同化しているのがややホラー的で怖い
コトの真相としては、院長が200年前に殺されたとされる男爵その人で、この高地でのみ生きられるというデカいヒルみたいなやつを人間にぶち込むことで不老不死を実現するためのエキスを抽出できるようになったので、治療と称して "患者" たちにはヒルをどんどん注入して、不老不死エキスを抽出し、副作用としてミイラ化してしまった患者は洞窟の帯水層に放り込んでデカいヒルの餌にしていましたよ〜っていう
不老不死エキスは「ビタミン剤」と称して病院メンバーはミア・ゴス含め定期的にペロペロしている
んで、ミア・ゴスは村人によって火あぶりにされた男爵夫人(実妹でもある)の娘で、男爵は200年かけて育てて "純血" の子供を作ろうとしていたのだ....!
廃人になりかけていた主人公は母の形見の(つっても簡単にミア・ゴスに渡してしまうんだが)夢見るバレリーナのフィギュアを手に突然覚醒して、男爵の研究室ケイブにガソリンを撒いて襲いかかる!
男爵のあまりにも独りよがりっぷりにブチギレたミア・ゴスがスコップを脳天に突き刺してチャンチャンである
燃え盛る城をチャリで去るのだが、道中でまたしても車に轢かれる主人公
しかし、主人公バフなのか多少車で轢かれる程度ではなんともなく、ミア・ゴスとチャリで2ケツして去っていくのだった....
........だった?
これは私見なんだけど、ラストの展開ってやや急で、主人公の妄想オチなんじゃないかなあとおもった
男爵がわざわざペラペラとなぜここを営んでいるか?みたいなことを喋る気があんまりしないし、立ち上がる老人たちに襲われるシーンもやや突飛というか....
証拠というわけじゃないけど、途中で主人公の歯が抜けるし、なぜか歯科医に前歯に穴をブチ空けられるのだが、そっからなぜかノコノコ抜け出せて麓の村の軍人みたいな人の事務所に駆け込むんだが、そんなホイホイ抜けられてええんかい、というのもあるし、その後廃人になってる時に歯が戻ってるんだよな
インプラントにしたのかもしれんが、社長の扱いからしてそんな感じはあんまりしないからなあ
なんとなくだけど、不正でやらかした主人公が発狂してサナトリウムに入院させられているってのを自分の中で整合性をとるために男爵だのなんだのの妄想をしてたんじゃないかと
しかしまあ、どうあれ男爵の性欲の感じというかなんというか、素朴に「キモ....」てなっちゃったな
現実ではエプスタインが "ロリータ・エクスプレス" とかやっててフィクションを超えて引くんだが.....